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数字で見る新東海製紙

新東海製紙の島田工場は、製紙設備をはじめとした様々な設備を備えています。そのスケール感を「数字」でご紹介します。

島田工場には5台の抄紙機、4缶のボイラー、5基の発電設備、パルプ設備、浄水設備、排水設備等を有し、段ボール原紙・クラフト紙を中心に、年間60万トンを超える紙を生産しています。

敷地面積は462,000㎡、東京ドーム約10個分の広さです。

特種東海製紙グループの井川社有林は、静岡県北端に位置しています。東西の最広部約13km、南北約33km、総面積は約24,430ha。民間企業が保有する1団地の森林としては国内最大であり、JR山手線内の面積の約4倍、淡路島の約半分にあたります。

井川社有林は日本最大の山岳地帯である南アルプスの一部を占め、団地内には標高3,000mを超える山が10山あります。 手つかずの自然が残る森林は、特種東海製紙グループはもちろん、わが国にとっても貴重な財産です。

製紙は、大量のエネルギーを必要とします。当社の島田工場内には、抄紙機を動かす電気をつくるための、4機の発電機とその動力源となる4缶のボイラーが稼動しています。その一つである12号バイオマスボイラーは最大出力23,040kW。燃料には建築廃材等を燃料化した木質チップや廃プラスチック等を固形化したRPFを使用します。リサイクル燃料を使用するため環境にもやさしく、燃料費節減を図ることができます。

当社工場内の発電設備の最大出力は、80,590kW。これは約21万世帯分の電力に相当し、島田工場の電力の約85%をまかなう計算になります。

Kライナーマシンの9号抄紙機は島田工場最大の抄紙機です。全長183m、横幅約5m、1日あたりの生産量は835トンを誇ります。

出来上がった紙は、巨大なトイレットペーパーのようにジャンボリールで巻取ります。9号抄紙機が1日に生産する巻取りの長さはなんと約800km。

島田市から直線距離で函館市に到達する距離とほぼ同じ長さになります。

島田工場で使用する約10日分のチップ、約1万トンを貯蔵することができる国内最大級のチップサイロで、チップの品質維持と飛散防止を目的として建設されました。

チップサイロには万全の防火対策が施されており、熱感知器360個、炎感知器60個が備え付けられ、万一の時には自動的に散水される仕組みになっています。